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ＮＺの学校の現状
海外の学校のボランティアでできること
学校の先生になりたい人に
日本語教師になりたい人に
英語を身につけたい人に
ＮＺの学校の現状
ＮＺの小学校のシステムは日本のそれとはかなり異なります。ＮＺの小学校（特に低学年）では日本でやるような一斉授業の形があまり見られません。クラスの子を習熟度別に分け活動させることが多いからです。そのため同じクラスの中に一生懸命おはじきを使い一桁の足し算をやっているグループもあれば、足し算の筆算をこなしているグループもあります。一ページに一文しか書かれていないような絵本を読むグループもあれば、結構まとまった物語を読むグループもあります。
つまり、一クラスに担任一人では足りないのです。Ｔｅａｃｈｅｒ Ａｉｄｅと呼ばれる担任の補助にあたる先生がいる時もありますが、いつもではありません。子どもたちは常にもっと多くの先生を必要としています。
また日本語教育が盛んな中学、高校では日本語のネイティブの先生がもっと必要だと私はいつも感じます。中学生や高校生の友達の日本語の勉強に付き合うことがあるのですが、学んでいる日本語がかなり不自然なことも多いからです。
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海外の学校でのボランティアでできること
海外の学校でのボランティアで具体的にはどんなことをしてるのか？この質問はこのページを見てくれた人からくる質問の中で一番多いものです。上で述べたことと重複することがあるかもしれませんが書いてみます。
日本人だということを生かしてできるのは、日本語や日本文化を伝えることでしょう。日本語に関しては、それが一つの教科として確立している中学や高校ではとくに求められると思います。日本文化に関しては、授業のちょっと空いた時間や、休み時間に教えたりすることが多いです。遊びや歌、折り紙などを教えると子どもたちはとても興味を示してきます。
また、こっちの先生と同じように英語や算数などの指導にも参加できます。特に英語の指導に関しては確かにある程度の英語力が必要ですが、決して出来ないことではありません。思い切って挑戦してみると自信がつくと思います。
また、学校で行われるイベントにもいろいろと参加します。キャンプ、バス旅行、ディスコ、運動会（みたいなもの）、タレントクエスト（特技の発表会）などなど。
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学校の先生になりたい人に
将来小学校、中学校、高校などで先生になりたいという人にはこのボランティアは貴重な体験になります。
私自身も将来的には小学校の先生を目指していて、このボランティアも海外経験が小学校で活かせればと思って始めたことでした。
生きている学校現場で子どもたちから、周りの先生から、そして自分の失敗から毎日いろいろなことを学ぶことができます。そしてだんだんと教師として身につけなければいけないことが身についてきます。
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日本語教師になりたい人に
上に書いたようにNZの中学、高校の多くではは日本語が教科として存在します。子どもたちはいくつかの言語の中から学びたい言語を選べるようになっていますが、日本語も人気のある言語のひとつです。こっちの学校、特に中学校、高校の日本語の授業で、外国人の日本語の先生を手助けする経験は日本語教師になりたい方には貴重なものになると思います。
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英語を身につけたい人に
私が今の生活の中で日本語を話す割合は１％にも満たないと思います。９９％以上が英語の毎日です。語学学校など日本人がたくさんいる環境にいればついつい日本語ばかり話してしまうのかもしれませんが、小学校には日本語を話す子は一人もいないため自動的に英語ばかりの生活になります。さらに相手は子どもですから、常に何か話し掛けてきます。ネイティブの先生が４００人いる環境ですから、英語はいやでも身につきます。
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