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お茶漬け
 こっちの人と暮らすと当たり前だが洋食ばかりの毎日。たまにはお茶漬けが思い切り食べたくなるのも当然であろう。
 オークランドの街の中には日本食を専門に扱っているスーパーがあり、そこにはお茶漬けに代表される、私が日ごろ食べたいなと思っているものがそろっている。ただ残念なことに私はほとんど毎日が家と学校の往復であるため、オークランド市内に出て行くことがめったにないのだ。そんなわけでなかなかお茶漬けを買いには行けないのだが、先日友達が私にお茶漬けをくれた。彼はすばらしい男である。
 お茶漬けも手に入れ、あとは食べるだけだ。私はルンルンで茶碗一杯分だけのご飯が炊きあがったのを確認するとお湯を沸かし始めた。
その時である。
 (・□・;!!
おっ、お茶っ葉がない!!
 私は悩んだ。いつかお茶っ葉を手に入れる日まで待つか、それとも今お湯で食べてしまうか。。かなり難しい選択だったが私は後者を選んだ。
 お湯をかけてお茶漬けをつくる場合、お湯の量に関しては非常に注意を払う必要が出てくる。少なすぎるとお茶漬けではなくふりかけになるし、あんまり入れすぎると味が薄くなり、せっかくのお茶漬けが台無しになるからだ。皆さんも経験がおありだろう。本来なら、お湯をたっぷり注いでお茶漬けを二袋くらい使いたいところだが、今回は手元に一袋しかないのだ。失敗は許されなかった。慎重に、慎重にお湯を注ぎ、私はなんとかこの作業をやってのけた。
 また食器に関しては、私はお茶漬けの雰囲気を大切にするため、家にある食器のなかで一番茶碗っぽいものをお茶漬けのともとして選択した。箸を使いたいところだったが、うちには箸がなくスプーンでお茶漬けをいただいた。
 ここまで読んでこられてみて、みなさんもお茶漬けを食べたくなってこられただろうか。どうぞ私に遠慮せず、二袋くらい使って、お茶をかけて、本物の茶碗と箸でお茶漬けを楽しんでください。
バス
 私がまだこっちに来て一週間も経たないころ、私の最初の仕事は銀行の口座を開くことだった。海外の銀行で口座を開くのだ。。いったい自分にできるのだろうかとかなり不安だった。そこで当時のホームステイ先のお父さんに相談をしてみた。正直なところお父さんがちょっと近くの銀行まで連れていってくれ、ちょちょいと口座を開設してくれはしないかと期待を抱いていた。すると彼は
「明日の昼間に俺のおばさんの所にいって彼女に手伝ってもらったらいいよ」
よく考えたら、銀行が開いている昼間は彼は仕事で忙しいのだ。そこで彼は私が持っていたオークランド市内の地図を手にとり、彼のおばさんがいるところを教えてくれた。
「ここでバスを降りて、、、ここで他のバスに乗りかえて、、、」
(・−・;!!
なんとバスの乗り継ぎが必要なのだ。その時はまだバスでのお金の払い方さえ知らなかった私に、彼はバスの乗り継ぎを要求してきたのである。私は何度も説明を聞き、バスの番号などのメモをとり翌日に備えた。
 翌日、私はバスの到着時間より結構前に停留所に着きバスを待った。バスが来ると、私は用意していた地図を運転手さんに見せ、ここに行きますか?と半分わけの分からないジェスチャーで伝えた。怪しい日本人である。運転手さんの答えはYES。第一段階クリアである。しかしまだ安心してはいけなかった。降りたいところでボタンを押さないといけないのだ。私はホストファザーから聞いていた目印の建物を見つけるため、しっかり外に目をやり続け、無事バスを降りた。ここまでかなり順調である。
 さあ次は乗り継ぎだ。乗り継ぎをする場所はオークランド市内のため、バスは何種類も走っている。その中から一台を見つけなければならないのだ。私にとってはかなり難易度が高い作業だったが、これもクリア。運転手さんに地図を見せ、尋ねてみる。そして今回は降りる場所も良く分からないためあらかじめ運転手さんにそこで停まってくれとお願いした。バスはどんどん、どんどん私が行ったことのない方向へと進んでいく。
「この運転手さんは私が目的地で停まってくれと頼んだのを忘れてるんじゃないか。」
私が心の中でこんな失礼極まりない心配をしながら待っていると
「着いたよ」
忘れてはいなかった。しかも彼は私の目的地まで歩いてどういったらいいかまで教えてくれたのだ。さすがにベテランの運転手さんであった。
銀行口座
 そんなわけで何とか私はホストファザーのおばさんのいるところまでたどりついた。そこは小さな語学学校。彼女はそこの先生なのだ。
 その時間彼女は仕事を終えていて話をすることが出来た。銀行の口座を開くのを手伝ってくれないか頼んでみる。
「簡単だよ。ダイスケにもできるよ。」
心強いお言葉である。さあいよいよ私は異国の地に自分の銀行口座を開くのだ。まず何をすればいいのか。おばさんはワクワク気味の私にこう言った。
「パスポートとかは持ってきたよね?」
( ̄□ ̄;)!!   パスポートぉ!!
「パスポート意外にも身分証明書がもう一ついるよ」
( ̄□ ̄;)!!!!   みっ、みぶんしょうめいしょぉ!?
そんな話は聞いていない。しかし冷静に考えれば分かることである。銀行の口座を開設するのに身分証明がいらないわけがない。パスポートは家にある。財布の中を見てみた、うちの大学の生協の会員証ではだめなのだろうか(・−・;
 そんなわけで私の口座の開設はまたふりだしにもどった。翌日私はパスポートと国際運転免許証を手に、一人で銀行に向かった。できるだけ大きな銀行を探して入った。もしかしたら日本語が話せる人が働いているかもしれないと思ったのだ。しかし、田舎育ちの私がここは大きいよなと思って入った銀行は、NZの最大都市オークランドでは小さい方なのであった。日本語が話せるスタッフはもちろんいない。私に対応してくれたのはとても親切な黒人の女性だった。その人は私が申し込み書に必要事項を書き込むのをしっかり手伝ってくれた。
「どの口座にしますか?」
口座の種類がいくつもあるのである。私は
「普通のやつで。」
かなり曖昧な答えであるが、その女性はベテランであり、私に一番適した口座を選んでくれた。
 そんなわけで、私の銀行口座は誕生したのである。このようにスタッフの人が丁寧にやってくれるので、銀行口座の開設というのは身分証明書を二つ持っていけば、あとはほんとに簡単である。ワーホリや留学をされる方はぜひ自分で手続きをされることをお勧めしたい。
映画
 私がNZに来たばかりのころ、ちょうど世間はハリーポッターの映画が始まるということで騒いでいた。私はその流れに見事流され、ハリーポッターを見に行くためオークランド市内へ向かった。NZに来てから初めて映画館へ行く日だった。
 映画館に着いてみると、ロビーは人でいっぱい。ハリーポッターの時間を確認するために掲示板に目をやった。さすがに人気があるようで一時間おきにやっている。しかし問題はここからである。三時間先の放映までもうチケットが売り切れになっているのだ。その時点でもう午後の5時ごろだったため、三時間待ってハリーポッターを見たとしても帰る時間は10時すぎになる。私は今日のうちにチケットを買っておいて後日出直すことにした。すばらしいことにこの映画館にはチケットの自動販売機があり、カウンターの人と英語を話すのがドキドキであった私のような日本人にも気軽にチケットが買えるというスペシャルな仕組みになっている。私は迷うことなく自販機でチケットを購入し、後日ハリーポッターを観に行った。
 映画が始まった。私はハリーポッター子供向けの映画であることもあって比較的理解するのは簡単だとふんでいた。ハリーポッターをなめてかかっていたのである。結果、玉砕されたことは言うまでもない。
 懲りずに出かけた二度目の映画で、私はカウンターでのチケット購入に挑戦してみようと決めた。列に並んでいる間、チケットを買うために必要な会話のシミュレーションを始めた。
 まずはハローと軽い挨拶が必要だ。まず、カウンターのお兄さんはどの映画か聞いてくるであろう。すかさず観たい映画を答えなければならない。続いてお兄さんはどの時間の分かを聞いてくるはずなので、時間をしっかりと答える。大切なのは会話中落ち着いていなければいけないことだ。あたふたしてはいられない。さあ、これで完璧なはずである。
 私の番が来た。シミュレーション通りに会話は進んでいく。私も落ち着いて会話が出来ていた。そして私のシュミレーション通りの会話が終わった直後のことである。なんと、カウンターのお兄さんはまだ会話を続けたのだ。
「&%#$?*@〜¥#&?」
( ̄□ ̄;)??
一体お兄さんは、何を言ったのだろうか?そんな発言は私の予定にはない。私はとりあえず「パードゥン?」と返すと、お兄さんは同じことを二、三度繰り返し言ってくれ、何とか聞き取れた。彼はこう言ったのだった。
「何か他にご注文は?」
そうだ。マク○ナルドなんかで私の大好きなてりやきバーガーだけ頼むと
「ご一緒にお飲み物いかがですか?」
といつも勧めてくれるように、映画館でポップコーンや飲み物を勧めてくるのはお約束である。そんな基本的なことも忘れていた私のミスであった。私は迷わず「ノーサンキュー」と答え、なんとかチケットを手にした。

− おまけ

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