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出発
 私のワーホリの始まりは福岡空港から。台北を経由して先ずは乗り継ぎ地点の香港へ。香港では六時間くらいの待ち時間があった。ここでみなさんであればちょっとその間に街にでも出て買い物を楽しんだりされるのだろう。しかし、小学生の頃地元の企画で韓国に行った以来全く海外経験というものが全くなかった私は、果たして香港の街中まで出て無事にまた空港に戻ってこられるだろうかと心配だった。そのため香港の空港で六時間待つことに決定。
 香港の空港までは日本人の乗客が多かったものの、オークランドへの飛行機に乗ると周りが急に外国人ばかりになった。聞こえてくるのは中国語か英語ばかり、私がこの時点で一人で海外に出てきたのを後悔しだしてい(・−・;。
 飛行機の中では税関に出すための用紙が配られた。
「この英語のいっぱい書かれた紙はいったい私になにをしてほしいのか(・−・; 」
それが税関用の紙であることに気づくまでにまず5分かかったのだ。私はしばらく頑張ってみた。
「食べ物は持ってきていますか?」
そんな質問事項があった。食べ物、食べ物、、、そういえばポケットの中にガムが入っている。しかも梅味であり、NZ人の税関の人にとってはかなり怪しい代物であるはずだ。私はすかさずYESにチェック。どうしても分からないところがあったが、結局は中国人らしい乗務員のお兄さんに助けてもらった。。このお兄さんはとてもいい感じの人だった。ありがとう、お兄さん。
 ほぼ一日かかった飛行機の旅を終えオークランドへ到着。ホームステイ先の親戚のおばさんがひらがなで「だいすけ」と書かれた紙を持って待っていてくれていた。日本人の知り合いに書いてもらったらしかった。

 ホームステイ先は父、母、二歳と五歳の娘の4人家族+犬と猫。子どもたちは小さかっ
たこともあり、すぐになついてくれた。この家のお父さんはコンピューター大すきな人で、「このゲームをやってみろ」と好きなゲームをよく薦めてくれた。が、説明書は300ページくらいあり、もちろん日本語では書かれていない。そう、英語というやつだ。これはとりあえずあきらめた。
 ワーホリで来た人は、ほとんどの場合最初語学学校に通うというが、私は通わなかったので日本人の友達が全くできなかった。誰とも日本語で会話できず、英語では言いたいことも言えず、相手が言っていることさえも満足に理解できず、、、今ではいい思い出になるが、あの頃はとても辛かった。一人でバスに乗り街の中に行ったり、銀行の口座を開いたり、映画のチケットを買うことさえもこの頃は全てが冒険だった。
 ボランティアをするための学校はこっちに来てから探し始めた。見つかる保障などひとつもなかったが、それに関する不安は不思議となかった。あの頃はただ必死だった。 

初めての小学校
初日

 初めてボランティアをするようになった小学校は全校生徒400人ほどの学校でNZでは大規模校のうちにはいる。NZの小学校に行ってみて最初に驚いたのは校庭が全て芝生(この国では公園も全部芝生)だということだった。そしてこの学校は建物も新しく玄関は自動ドア、プールは屋内にあった。NZの学校はみんなこんなに豪華なんかと思ったが、ここが特別だったことをあとで知ることになる。
 初日、かなり緊張しながら学校に行くと校長先生が高学年のクラスの中の一つに連れて行って下さった。このクラスの先生は50歳くらいの男の先生。日本に行かれたことがあるらしく、その先生の私に対する第一声は「コンニチハー、ダイスケサン!」。たった一言で私に「陽気なおじちゃん」という印象を与えたこの先生にはその後とてもお世話になることになる。この日自分が具体的に何をしたかは良く憶えていないが、放課後の時間までがあっという間に過ぎていったことだけを覚えている。

会話 
 子どもたちは突然目の前に現れたあやしい日本人を恐がることもなく、いろいろと話し掛けてきた。この頃は子どものいっていることがほとんど聞き取れず「パードゥン?」「パードゥン?」とカタカナで連発していたが、子どもはめげずに何度も同じことを説明してきてくれた。
 高学年の子はまだ良かったが、小さい子になると言っていることが全く分からなかった。そのこともあり、あの頃は良く高学年のクラスを手伝っていた。
 その後二つ目の学校では毎日低学年の指導をすることになるが、そんな自分の姿はあの頃は想像も出来なかった。
はだし
 信じにくいかもしれないが、NZには外を裸足で歩いている人が多い。街の真ん中でも裸足なのだ。そんなわけで、学校に裸足で来る子どもたちもかなりいる。学校まで靴を履いてきている子も、学校に着くとわざわざ靴を脱ぎ裸足で校庭へ。冬は裸足の子はほとんどいないが、夏は多いときで半分近くが裸足。痛くないんかい?と思い挑戦してみるとやっぱり痛い。NZの人は足の裏がけっこう丈夫なのだ。
 それでも裸足で校庭を走り回るので何か変なものを踏んで怪我をする子は結構いる。
「けぇ、靴履きんさいや」

そう思うのだが、子どもたちはみんなこりもせず裸足で飛び出していく。
折り紙
 NZでも日本の学校と同じように全校集会があるが、その場で一人の女の子が全校の前でツルを折って見せたことがあった。その二週間くらい前にその子のクラスで時間をもらいツルの折り方を教えていたからだ。私が折り紙を教えたのはそのクラスが初めてで、全く下手な指導だったのだが(2ページ目へつづく)

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